「同居人がいて、思うようにモノを減らせない」
「そもそもモノを捨てるのが苦手」
「何を捨てればいいか分からない」
このような疑問を抱える人に役立つ記事となっています。
仕事で疲れて帰ってきた平日の夜に、テーブルの上やクローゼットの中が散らかっていても「片づける気力がわかない…」という経験はありませんか?
収納のコツを身につける前に、まずは「モノを減らす」ことが重要。これだけでも、部屋はかなりスッキリします。
この記事では、実際に僕が手放して良かったモノや、捨てるときに大切にしている考え方、モノを減らして感じたメリットなどを紹介します。
- 「ゆるミニマル生活」とは?サクッと解説
- 実際に手放して良かったモノ
- モノを捨てる時に大切にしている考え方
- 捨てることで得られたと思う暮らしのメリット
「なんか暮らしがごちゃついてきたな」と感じる方のヒントになれば嬉しいです。
「ゆるミニマル生活」とは?サクッと解説

「ゆるミニマル生活」とは、必要最低限まではいかなくても、“ちょっとだけ”モノを減らして暮らすスタイルのこと。
ミニマリストの考え方を自分のペースで取り入れた、柔らかいライフスタイルです。
僕は働いている工場では常にモノがあふれていて「せめて家の中くらいはスッキリしたい…」と感じたことがきっかけで、ミニマリズムに出会いました。
実際、以下のようなメリットがあり「取り入れてみよう」と決意しました。
- 時間や心に余裕ができる
- 掃除が楽になる
- 余計な買い物が減りお金が貯まる
- 価値観が明確化される など
とはいえ、当時すでにパートナーと同棲中だったため、モノを極端に減らすミニマリスト的な生活は厳しい状況。
そこで「自分が変更できる範囲だけ」で100点を目指す“ゆるミニマル生活”を始めました。
【大物】実際に手放してよかったモノ5選

ここでは、実際に僕が手放した家具や家電など、大きめのモノを紹介します。
- テレビ
- カーペット
- ゲーム
- 室内干し用ラック
- ローテーブル
同棲していたパートナーにも相談し、納得してもらったうえで手放しました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.テレビ
よく言われますが、テレビは手放して本当に良かったモノのひとつです。
なんとなく見ていた番組がなくなり、時間の使い方が大きく変わりました。
見たい番組はタブレットで「Amazonプライムビデオ」や「TVer」を使って視聴しています。
また、テレビ台がなくなったことでスペースが空き、掃除がかなりラクに。テレビの前にあったソファも手放したことで、ダラダラと過ごす時間も減りました。
最近、妻の希望によりソファは復活しました…
互いにストレスを感じないバランスが大切ですね!
まずは「1週間テレビを見ない生活」を試してみるのもおすすめ。意外と、なくても平気だと気づくかもしれませんね!
2.カーペット・マット
定期的な洗濯や掃除の手間が面倒で、手放しました。
見た目以上にホコリやダニ、カビの温床になりやすく、共働きの僕たちにはメンテナンスが難しかったです。
掃除機とクイックルワイパーだけで完結する今の生活がとても快適です。
3.ゲーム
テレビと一緒にPS4も手放しました。
FPSやマイクラを楽しんでいましたが、社会人になると遊ぶ時間も限られます。
思い切ってスマホのゲームアプリも全削除したら、かなりの時間を確保できました。
特にモンストは無駄な時間だったな〜と感じます…
4.室内干し用ラック
雨の日の洗濯用に使っていましたが、乾燥機能付きのドラム式洗濯機を購入したことで不要になりました。
現在使っているのはパナソニック製の「NA-LX127BL(現在は生産終了)」です。洗剤の自動投入、乾燥まで自動で完了するので手間が激減しました。
毎日の洗濯物を干す作業が無くなることで、毎日を快適に暮らせています。
5.ローテーブル
テレビの前にあるローテーブルは「なんとなく置いてあるだけ」のモノ代表。読みかけの本や郵便物の定位置になってしまっていました。
物置化しているローテーブルを撤去したら、部屋全体がスッキリ。
ローテーブルに載っているモノはいらないモノばかりだと気づけて良かったです。
ローテーブルはリサイクルショップで500円で引き取られました…笑
【日常】手放すようにしているモノ3選

小物類も、以下のような基準で手放しています。
- 期限が切れているモノ
- 1年以上使っていないモノ
- 郵便物や書類
気をつけていないとスペースを占領されていくので、意識的に捨てていくことが大切ですね。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.期限が切れているモノ
食品や医薬品は、健康面から見ても即処分対象。
特に、インスタント食品や冷凍庫の奥で忘れられた食材は要チェックです。
期限切れの食材を大量に捨てたときは罪悪感が生まれました。それ以降、期限以内に食べるように計画的に食べ物を購入するようにしています。
今は1週間分の献立を立てて、食材を使い切るようにしています!
2.1年以上使っていないモノ
「使っていない=必要ない」というシンプルな判断基準。一年を通して使っていないので、今後も使う可能性は低いと言えます。
例えば、以下のようなモノは一年以上保管されていることが多いです。
- 気に入っていた洋服や靴
- ハマっていた趣味の道具
- 1度読んだきりの本
- もらったプレゼント など
とはいえ、思い出の品は無理に捨てなくてもOKです。
思い出を振り返ることは大切ですよね!
3.郵便物や書類
チラシ類は即ゴミ箱へ。保管が必要な書類はファイリングしています。一応、スマホで写真を撮ってから捨てることもあります。
もし捨てていけなかった場合でも、写真があれば情報が分かるので後からどうにかなることが多いです。
ITが進化した今の時代では、本当に必要な書類は少ないですね!
モノを捨てる時に大切にしている考え方3選

ここでは僕がモノを捨てる時に大切にしている考え方を3つ紹介します。
- モノにも家賃がある
- 迷ったら捨てる
- 買った瞬間に価値がなくなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.モノにも家賃がある
賃貸の場合、モノを置くために家賃を払っているといえます。
例えば、50m2の家で家賃を毎月10万円払っている場合、1m2あたりの家賃は2,000円です。
1m2のスペースにテレビ台を置いている場合、テレビ台を置くために毎月2,000円払っていることになります。
捨てれば家賃が下がるわけではありませんが、持ち物の重みが変わってきます。
2.迷ったら捨てる
モノを捨てる時に少しでも迷ったものは捨てるようにしています。
「迷う=使っていない」証拠で、本当に必要なモノは迷いません。
もし必要なものを捨ててしまったら、再度購入すればOKです。一度捨ててしまって再購入した経験があれば、モノを大切に扱えるようになるきっかけにもなるでしょう。
3.買った瞬間に価値がなくなる
モノは買った瞬間に金銭的な価値がなくなると思っています。
一度でも使ったモノは、再販価値も低く“自分にとって無価値”なことが多いです。
例えば、一度だけ着た洋服やハンパに余っているリップクリームなどは、使う予定がなければ無価値です。
どんなに購入するとき高値でも、一度使用して使わなくなったものは捨てるべきです。
とはいえ、もったいない気持ちがあるなら、リサイクルショップやフリマアプリを活用してもOK。今はリサイクルショップやフリマアプリを使えば、簡単に販売できますね!
捨てることで得られたと思う暮らしのメリット3つ

ここではモノを手放すことで得られる暮らしのメリットを3つ紹介します。
- 疲れにくくなった
- 余計な買い物をしなくなった
- お金が減りにくくなった
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.疲れにくくなった
視覚的な情報が減り判断の数が減ると、自然と疲れも減っていきます。
人は何かを判断し続けると疲れると聞いたことがあります。
散らかった部屋にいると情報量が多くなり、疲れやすくなるでしょう。モノを探す時も余計な判断を繰り返すので、疲れることは必然です。
モノを探す時間も削減され、1日が少し楽になった気がします。
工場勤務の疲労回復方法については「【超回復】工場勤務の疲れを取る方法3選!疲労軽減グッズやストレッチ方法も紹介」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

2.余計な買い物をしなくなった
本当に必要なモノの基準が明確になり、衝動買いが激減しました。
少しでも捨て活をしていると、必要なモノと不要なモノの基準が明確になり余計なモノを買わなくなります。
僕の場合はライブによく行っていましたが、大切なのはグッズではなく演奏だと気づき、あまり物販は購入しなくなりました。
今ではライブ会場に行っても、グッズはほとんど買いません。
本当に自分に必要で欲しいモノが明確になっているので、余計な買い物は減ったと思います。
3.お金が減りにくくなった
余計なモノを買わなくなったため、お金が減りにくくなった気がします。
もともと散財するタイプではないですが、貯金は年々増え続けています。年間を通して赤字になったこともありません。
モノを購入しなくなった分は、外食やイベントなどの経験にお金を使えるようになっています。人生の満足度が高まった実感があります。
無理にモノを減らすより「ちょっと暮らしが楽になる」選択を

モノを手放すことは「暮らしを快適にする手段のひとつ」です。
誰もがミニマリストを目指す必要はありません。あなたに合った“ちょうどいい暮らし”を一緒に見つけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!